デザインについて考えてみた -採用サイト編-

求人をする際の情報発信として必要な採用サイト。

いかに求職者の興味を引き、必要な情報を伝えることができるのか。デザインの視点から考えます。

 

その1 求職者のニーズに合わせたトピック

事業内容を紹介することは大前提として、社風や福利厚生についてや、実際に働いてみたときのワークライフバランスをイメージできるなど、求職者のニーズを考えたトピックを発信することが大切です。

 

例えば、株式会社givers の採用サイト。

「教育・研修」「仲間」「ワークライフ」について紹介されている他、「他院と差がつく労働環境「6つのポイント」」といった環境に特化したトピックが充実しています。

明るい配色でイラストも多用されており、デザイン面でも親しみやすく安心感のあるサイトです。

 

求職者に嬉しいトピックが充実した事例をもう一つ。楽天グループ株式会社 の採用サイトです。

そのグループ規模から情報量は圧巻ですが、動画・イラスト・数字・対談形式など様々な手法を用いることで、スムーズに受け取ることができます。

福利厚生、オフィスを始め、イベントやクラブ活動についても充実している楽天グループ株式会社の採用サイトは、写真が充実してます。

実際の写真を見てみるとどれだけの社員が参加・利用しているのか、その活発さが伝わります。

 

その2 数字で見る〇〇

採用サイトにあるトピックの中でもわたしのイチオシは「数字で見る〇〇」。

本当に個人的な好みと意見ですが、やはり数字の力は強いです。

情報がひと目で分かるかつ、信頼性があります。そして使われているグラフやイラストのデザイン性が高い。

 

こちらも事例を2つ紹介します。

事例1. サントリーロジスティクス株式会社

サントリーロジスティクス株式会社はサントリーグループ会社の中で物流事業を行う会社です。

人についての数字をたくさん見ることができ、どのような人が働いているのかをイメージすることができます。

 

事例2. 加藤憲ホールディングス株式会社

文房具関連の事業を行う加藤憲ホールディングス株式会社の採用サイトです。

事業規模や年数などの数字を取り上げており、信頼度の高さが伺えます。

 

以上、2つのコンテンツから採用サイトについて考えてみました。

総じて、事業内容や数字のこと、福利厚生など複雑な情報をいかに簡潔に伝えるのかが求職者の関心を引くポイントではと考えます。

 

その他にも新卒者や若い人にターゲットを当てたデザインや、アニメーションが魅力的なものなどなど。

採用サイトは会社の特徴やユーモア性が伝わるもので、デザインをするうえで参考になる点がたくさんあります。

 

 

kinabal.co.jp